インフレとデフレをディズニーチケットの値上げを例にわかりやすく説明

節約で貯める
インフレとかデフレってよく聞くけれど、自分たちの生活にどう関わってくるの?
別にインフレになってもデフレになっても貧乏人は何も変わらないでしょ

簡単に言うとインフレやデフレが起こると、今市場に出回っているお金の価値が変わるということ。

なんだけど、こう言われてもあまりしっくりこないですよね…。

本記事ではインフレやデフレについてわかりやすく詳しく説明します。

・インフレ?なにそれ美味しいの?
・よくニュースでは聞くけど意味わからない
・インフレやデフレが自分にどう影響するのかわからない

そんなあなたには是非読んでほしいです。

超現金主義のあなた、資産価値が気付かないうちに下がっている可能性がありますよ。

ゆめだるま
ゆめだるま

私も投資を本格的に始めるまでは、インフレ?インフラ?なにそれ?美味しいの?ってレベルでした(だめじゃん)

インフレとデフレってなに?

インフレとデフレってなに?ということで、まずはインフレとデフレの定義を確認しましょう。

インフレーション英語: inflation)とは、経済学においてモノやサービスの全体の価格レベル、すなわち物価が、ある期間において持続的に上昇する経済現象である。日本語の略称はインフレ。日本語では「通貨膨張」とも訳す[1]
反対に物価の持続的な下落をデフレーションという。

Wikipedia
ゆめだるま
ゆめだるま

まぁ簡単に言うと「物価が持続的に上昇する」のがインフレ、「物価が持続的に下落する」のがデフレってことだね~。

ディズニーチケット料金を例にインフレを説明します

先ほどのインフレとデフレの説明で理解できましたか?

物価が持続的に上昇する?
物価が持続的に下落する?

なにそれ意味わかんない。って人もいるでしょう(昔の私)

ではここからは、ディズニーで結婚式を6回もしたディズニーオタクらしくディズニーチケットの値上げを例にして分かりやすく説明を進めてみます。

まずは以下のディズニーチケットの料金値上げ年表をご覧ください。

ディズニーチケット料金値上げ年表

年代 値段
1983年 3,900円
1987年 4,200円
1989年 4,400円
1992年 4,800円
1996年 5,100円
1997年 5,200円
2001年 5,500円
2006年 5,800円
2011年 6,200円
2014年 6,400円
2015年 6,900円
2016年 7,400円
2020年 8,200円
ゆめだるま
ゆめだるま

なんと『創業開始の1983年から2016年までで約2倍の値段』になってる~~!はいオタクショッキング。じゃあ、これがどうインフレやデフレにつながってくるのか考えてみよう!

ディズニーチケットの値段が上がる事をインフレと考えてみよう

インフレとは前述したように『ある期間において物価が持続的に上昇する経済現象 』です。

なので、1983年から上がり続けているディズニーのチケットを見るとこれはインフレしているといえますね~。

1983年のオープン以来ずーっとディズニーチケットの値段は上昇し続けてますから。

ではインフレになると、どういうことが起きるか考えてみます。

インフレやデフレが起きると1983年と2016年では現金5000円の価値が変わる

さて、これはどういうことでしょうか?

1983年にはディズニーチケットは3900円なので『5000円あれば購入できる』

2016年には7400円となっているので『5000円では購入できない』

”ディズニーランドで遊ぶ”というアウトプットは一緒なのに同じ5000円で出来なくなってしまう。

『チケットの値段が上がった』という表現が一般的ですが、 この現象を現金の価値が下がったといいます。

2020年4月には8,200円に値上げだよ…。

同じサービスが同じ値段で買えなくなる

ゆめだるま
ゆめだるま

ちなみに、ディズニーランド単体の年間パスポートは25,000円から61,000円まで値上がりしてるよ…。はい、オタクショッキング再び。倍以上ってどゆこと?

インフレになると現金の価値が下がる

投資は元本割れの可能性があってリスクがあるからと避ける人がいます。

ですが現金もディズニーチケット値上げの例のようにインフレが発生すると、現金自体の価値が下がってしまって元の価値がなくなります。

例えば…

『5000円をずーっと大切に貯金していたら、昔買えていた物が買えなくなってしまう』

というのは、数値的にはお金は減ってないように見えますが、現金の価値が下がってしまっています

インフレ対策のために、投資するという選択肢がある

例えば、ディズニーランドの運用元会社【オリエンタルランド(TYO: 4661)】の株を100株保持していると現在1年に2枚株主優待パスポートとしてディズニーチケットを貰えます。

このようにチケットを手に入れていた場合はチケット価格をあまり気にしなくてよくなります。

株主としては毎年2枚貰えるのは変わらないので現金でチケット2枚分を保持するよりもリスクが少ない

もちろん会社が傾けば配当は減って株価は下がりますが、それはインフレが起きて現金の価値が下がるのと似たようなものです。

私は現金だけで持つことのリスクを防ぐために投資してます。

+αで配当金などもあるんですがそれはここでは除外します。

私の投資額や総資産額はこちらの記事からご覧いただけますので気になる方はどうぞ。

ゆめだるま
ゆめだるま

現在(2019年5月)ディスニーチケットを手に入れるためにオリエンタルランドの株は最低400株の購入が必要で、必要な最低資金は500万円を超えてくるので購入は全くお勧めしません。利回り低すぎや…。

インフレ=景気がよくなることではない

みんながほしい量よりも”モノ”が少ない場合、”モノ”の値段があがります。

なぜインフレ=景気がいいというイメージがあるのかというと、景気が良いときはみんながお給料をたくさん貰っているので消費が増えます。

そうすると”モノ”を買う人が増えるので、インフレになりやすいんですね。

インフレ=景気がよくなる訳ではありません。

ですが景気が良いときはインフレが起こりやすいというのは間違いないので勘違いしている人が多いのでしょうね。

逆にデフレになった場合は現金の価値は下がります。

私も投資を始める前は、インフレ?デフレ?インフラ?位の恥ずかしいほど本当に乏しい知識でした。

ですが、国内株式投資を始めて経済の事を学ぶようになってから現金の価値も下がるということを意識するようになりました。

ゆめだるま
ゆめだるま

投資はハイリスクって言う人多いけど、生活に必要なモノの値上げも死ぬまでかかってくる費用だから結構ハイリスクだよ。

インフレに備えて現金以外の資産に分けるというリスク分散

景気が良くなるということはお給料が増えるということなので嬉しいことですが、このように現金の価値が下がることがあります。

だから投資や現物資産(金・宝石等)でリスク分散するのは、あなたの資産を守る上で大切なことです。

もちろん減るリスクもあるので基本自己判断ですが、現金の価値が下がるかもということは知っておいてほしいです。

美術品や宝石、金等のずっと価値がある現物保持とかでもいいです。

私の知人で、美術系の作品を何点か買って価値が10倍以上に跳ね上がっている人もいます。

資産価値が高いレゴをたくさん保持しているという人もいます。

自分が好きなものに投資するというのは1つの資産運用の方法ですね。

投資がどうしてもギャンブルみたいで嫌な人は

実は私の両親もそうですが、絶対に投資はしない!と決めている人も多いと思います。

そういう人は先ほども言った、金や美術品等の現物試算でリスク分散するのも良いかと思います。

現物になるのでそのモノ自体を管理するのに手間がかかるので私はしませんが(管理がずさんなため)、現金のみで資産保有するのではなく分散するという考え方を知ってほしいです。

ゆめだるま
ゆめだるま

お金を守りたいからこそ、資産は面倒でも分散してリスクを分散させて持つんだよ~

インフレとデフレをディズニーチケット値上げから考察したまとめ

インフレとデフレをディズニーチケット値上げから考察しました。

そこから考えたのは以下の事です。

現金だって価値が下がることがある
どんなものでも1つで管理するのはリスクが高い
インフレやデフレが起こったときにもリスクを軽減できる資産を考えてみよう
 
最後に…
ディズニーチケット、インフレ起こりすぎ…

資産運用というのはどのようなもので保持していてもいいところ、悪いところがあります。

インフレとデフレの事もしっかり知っておくと資産管理をするときに役立つかと思います。

今回はオタクとしてディズニーチケットの話を上げましたが、ディズニーウェディングを6回も叶えたオタクの話はこちら↓

ゆめだるま
ゆめだるま

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