今回はKAGOME(カゴメ)の株主優待の変更について変更内容や変更したことによる株主優待の変更における株主優待利回りの変化について書いていこうと思います。
簡単に言うと年2回貰えてたKAGOME(カゴメ)の株主優待が年1回しかもらえなくなった!
という話なんですが、具体的にどれくらい株主優待利回りや配当金の利回りが変化するのかを計算していこうと思います。

実際の利回りはどうなるのかな?年1回しかもらえないとなると、改悪をするイメージだけれど…
KAGOME(カゴメ)(TYO:2811)の株主優待変更内容
早速変更内容を書きます。
今までの優待内容はこのようになっています
『100株以上保有する株主に1000円相当の自社商品詰め合わせを、1000株以上保有する株主に3000円相当の自社商品詰め合わせを、それぞれ年2回贈呈』
こちらが2019年からは、
『100株以上保有する株主に2000円相当の自社商品詰め合わせを、1000株以上保有する株主に6000円相当の自社商品詰め合わせを、それぞれ年1回贈呈』
ということは表にまとめるとこんな感じですね。
株数 | 2018年まで | 2019年から |
100株 | 年2回1000円相当の自社製品 | 年1回2000円相当の自社製品 |
1000株 | 年2回3000円相当の自社製品 | 年2回6000円相当の自社製品 |

ということは、今まで通り株主優待利回りは同じだね!
KAGOME(カゴメ)サイドとしては送料が1/2になりますね。
株主側は受け取れる優待品の値段は変わらないので、改悪という事はなさそうです。
ただし、今回の変更で株式継続保有期間6カ月以上という条件が入っているのでクロス取引は出来なくなりますね。
最近の流行としてクロス取引で株主優待をゲットできないように企業側が動いている感じがしますね~。
私は企業側に何のメリットもないクロス取引は減ったほうがいいと思ってるので、株式継続保有期間6カ月とかはどんどん取り入れてくださいと思ってます。
以前紹介したFANCL(ファンケル)(TYO: 4921)の株主優待・配当利回りでも6カ月以上の株式継続保有期間という条件に変更されていました↓
KAGOME(カゴメ)(TYO:2811)の株主優待利回り
さてでは、お馴染みの株主優待利回り自動計算ツールを使って現在の株価から株主優待利回りを計算してみようと思います。
2019年7月19日の終値、2,423円で計算すると、KAGOME(カゴメ)の株主優待利回りはこんな感じです。
株数 | 株主優待利回り |
100株 | 0.83% |
1000株 | 0.25% |

私も長期保持していたんですが、何で持ってたんだろうという利回りの低さ。資産の見直しって大事ですね~。
KAGOME(カゴメ)の配当金・配当利回り
では次にKAGOME(カゴメ)の配当金と配当利回りを見ていきましょう。
以下に1株当たりの配当金の年ごとの一覧を表にします。
2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 |
22円 | 16.5円 | 22円 | 24.5円 | 30円 | 40円 | 35円 |
2018年までは見事な増配ですが、2019年は減配ですね。
配当利回りを計算してみると、1.44%ですね。
KAGOME(カゴメ)(TYO:2811)の株主優待利回り+配当利回り
ということで、今までの計算結果からKAGOME(カゴメ)の株主優待利回り+配当利回りを計算してみましょう。
持ち株数 | 株主優待利回り+配当利回り |
100株 | 2.27% |
1000株 | 1.69% |
KAGOME(カゴメ)の株100株保有でかろうじて2%は越えてくるかなという感じですね。
去年と比べると配当金が減配している分利回りが低くなっています。
KAGOME(カゴメ)(TYO:2811) の株主優待・配当利回りのまとめ
- KAGOME(カゴメ)の2019年の株主優待内容変更は内容改悪ではなかった
- クロス取引対応として6カ月以上の保有が条件として追加された
- KAGOME(カゴメ)の株主優待利回り+配当利回りでかろうじて2%を超える
- 現在の株価だとKAGOME(カゴメ:2811)は割高感が否めない。
- もっと高配当や株主優待利率が良いものに切り替えたほうがよさそう
フルタイムワーママの投資としてはなかなか相場が動いているときに監視は難しいので、基本ほったらかしで利回りがいい株式投資を目指しているのでKAGOME(カゴメ)は株主優待や配当金の利回りで考えると、いまいちかな~。

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