私の場合、投資とミニマリストであることは大いに関連性があります。
何故なら無駄なものを持たないということは判断力をより鋭くさせるからです。
例えば、「引っ越します。荷物の制限であなたは物を50個までしか持っていけません。」となったときに
- 物が1000個ある場合と
- 物が100個しかない場合
だとどちらの方が選び終わるまでに時間がかかるでしょうか。
選び抜かれた100個から50個を選ぶのも大変な作業ですが、何が大事かわかっていない1000個から50個を選ぶよりは遥かに楽だということが想像出来ませんか?
常日頃から「大切なものを選ぶ」という訓練をすることでいざという時の判断が速く、そして正確になります。
つまりそれは、局面で瞬時の判断を求められる投資でも必要な判断力ということです。
投資に大切なのは資金力&精神力の2点だと考えていますので今回紹介する本は、精神力の面を鍛える本だと思ってください

実際に投資で+1000万円以上利益がある私も購入しました!
投資おすすめ本「より少ない生き方」読むべきポイント
私の投資のおすすめ本である「より少ない生き方」の目次はこのようになっています
- 第1章 より少ない生き方を求める
- 第2章 ものを減らして自由になる
- 第3章 自分らしいより少ない生き方を見つける
- 第4章 消費社会の罠を知り尽くす
- 第5章 自分の中にある「欲しい」という気持ちを探る
- 第6章 簡単なところからものを手放していく
- 第7章 どうしても手放せないものと向き合う
- 第8章 少ないもので暮らす実験をする
この中で投資マインドを学ぶために私がおすすめする読むべき2つのおすすめポイントはこちらです
- 第4章 消費社会の罠を知り尽くす
- 第5章 自分の中にある「欲しい」という気持ちを探る
では、ここを少し深堀して説明してみましょう。
「より少ない生き方」の読むべきおすすめポイント1つ目:第4章 消費社会の罠を知り尽くす
こちらの第4章の詳細分類は以下のようになっています
- ものをいくら買っても幸せにはなれない
- 世代による消費に対する考え方の違いを知っておく
- 過剰なライフスタイルは成功の証ではない
- 浪費を防ぐために広告業界の手口を知る
- ものを買わないことで得られる自由
この章には驚くべき消費社会の罠が沢山紹介されていて、ちょっと焦ります。
何故焦ったかというと、「なるほど!」と思うくらい巧妙に罠が仕掛けられているからです。
私自身節約が苦手ではなくてあまり無駄買いがないと自負しているのですが、その私ですら罠に全く気付いてないものもたくさんありました。
一部抜粋して紹介します。
ショッピングモールはわざと客が方向感覚を失うように設計し、店内をぐるぐる回って結果的にたくさん買ってしまうのを狙っている。
アウトレットモールが大都市の郊外にある理由を知っているだろうか?
客にとっては「小旅行」なので、店にいる時間が長くなり、お金もたくさん落とすからだ。
より少ない生き方 より抜粋

これ見た瞬間、全く今まで意識してなかったけど、ほんとだ怖い!ってなったよね…。
その他にも「おとりの価格設定」「サンプル配布」「残りわずか!」等々、いろんな広告業界の手口が書いてあります。
広告業界の手口が巧妙すぎて、頭のいい人が考える戦略怖い…ってなります。
これは投資商品を買うときにも十分当てはまります。
証券会社がごり推しする投資商品って…?何かからくりがない?
自分が投資で損をしてしまうときはどんな時?”自分の弱点を見て考えてみよう” とかとか、投資マインドにも適用できることが沢山あります。
詳細が気になる方は是非本を読んでみてください。
「より少ない生き方」の読むべきおすすめポイント1つ目:第5章 自分の中にある「欲しい」という気持ちを探る
こちらの章は以下のように構成されています
- 私たちはなぜものをため込むのか
- 安心と快適を混同してものを集める誤り
- 所有するだけでは得られない本当の安心
- 人の価値は所有物では決まらない
- 本当の満足感は物欲を手放すと見えてくる
- ものを買う動機を知ると物欲から解放される
持たない勇気を提案するこの章も投資マインドに欠かせないと私は感じた。
ものも、投資商品も焦って買うのが何より危険。
そして失敗を認めて潔く手放すことが何より大事(投資だと損切り)。
物とうまく付き合うことは私にとって確実に投資にも関係性があります。
私たちは「必要なもの」と「欲しいもの」の区別がつかず、「安心」と「快適」を混同している。その結果、安心のためという理由で物を山のようにため込むことになるのだが、本当は快適のため、または快楽のためにため込んでいるのだ。
より少ない生き方 より抜粋
前々からわかっていたのに2019年に突如として現れた【老後2000万円】問題で投資を始める人が増えたらしいが、この辺りの人たちは特に気を付けてほしい。
株を買うのとお買い物をするのはかなり感覚が似ている。
あなたが欲しいものはなんですか?
安心ですか?それとも快適もしくは快楽ですか?
この辺を考えることになるでしょう。う~ん読めば読むほど名著ですね。

短絡的な投資も、無駄遣いお同じと思っていいよ。
投資おすすめ本「より少ない生き方」のまとめ
- そもそも投資する資金がない!という人は本当にそうなのかこの本を読んでみて考えてみてほしい
- 贅沢は敵ではないが、本当に自分にとって必要なお金の使い方をしているのか見直してみる
- 投資商品も本を見たりしてオトク感に煽られて買ってないか考えてみる(耳が痛い案件)
- 普段の生活で必要なものを選ぶ判断力は投資にも使える
死ぬときに墓に持っていけるものはお金でも物でもないんですよね。
そもそもお墓も必要なんだろうか…?
限られた人生をより幸せに暮らせるように、お金やモノはツールとして使おう!
私はミニマリストよりのこんまりトキメキ片付け術派閥(そんなのない)ですが、そのおかげもあって節約も貯金も得意です。
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